天皇陛下とアイドルグループAKB48。
その共通点とは?
どちらも小林よしのり氏が作品にしている。
確かに、
『天皇論』と『AKB48論』。
だが今、
正解は“被災地訪問”。
陛下については、改めて申し上げるまでもあるまい。
畏れ多い言い方ながら、ほとんどご寿命を削りながらのご訪問。
現地に圧倒的な「癒し」と「励まし」を与えて来られた。
一方、
東日本大震災があった平成23年の5月を皮切りに、以後、
毎月(
去年の8月の時点で52回目、
のぼったという(石原真氏)。
これは、あだや疎かな気持ちでやれることでは、あるまい。
胸を打つ逸話も少なくない。
例えば、前田敦子さん、
訪れた時のこと(
雨の中、
強い雨にも拘らず、
トラックにはステージ後方に屋根が。
スタッフは雨に濡れないよう、
指示していた。
ところが、前田さんが一言。
「
やろう。メンバー、前に出よう」と。
6人はステージの一番前まで出て、パフォーマンスを繰り広げた。
この後のハイタッチ会は、数多い被災地訪問の中でも、
何だか、
での出来事を思い出させる。
この時、
雨が降っていたので、天皇のお席だけテントを張った。
これに対し、昭和天皇は
「
勿論、単純には同列に並べられない。
でも、
天皇陛下が東日本大震災直後の3月16日、
異例の形式で、
「
少しでも多く分かち合っていくことが大切であると思い
…国民一人びとりが、
心より願っています」と。
この陛下のお言葉を、
彼女たちなのかも知れない。